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はじめに
この記事では、2020年の11月頃からイラストレーターとして活動し始めた、駆け出しイラストレーターである僕が初めてイラストで売上を出すまでに行なったこと、今も行っていることの6つのことについて書こうと思います。参考になると思っていただけたら嬉しいです。
この記事は、以下の動画をテキストに起こしたものです。動画派の人はぜひそちらを見てみてください。
さっそくですがその6つとは次の通りです。
- イラストのタッチを決める
- オリジナルグッズを作る
- イラストレーターを名乗る
- イラストをSNSにほぼ毎日投稿する
- イラストをSNSのタイムラインで見た時に見切れないサイズで投稿する
- SNSでオリジナルグッズを宣伝する
それぞれ具体的に書いていきます。
イラストのタッチを決める
これには、次の2つのメリットがあると感じています。
- どういうイラストを描くか迷わなくなる
- イラストレーターを名乗るときに得意分野としてアピールできる
僕の場合、今でこそ「ゆるいイラスト」をテーマに描いていますが、それに定まるまでに描いたイラストは以下のようにタッチがバラバラでした。

これだとイラストレーターを名乗ったとき、どういうイラストを得意としているのかポートフォリオとしてアピールしづらいです。しかし、今はテーマに沿ったイラストを描いているため、以下のように作品のタッチにある程度統一感があります。

これによりアピールがしやすくなりますし、その説得力も増すと思います。
イラストに関する技術や知見が豊富な人は、このテーマを2,3個持ってもいいと思います。その方が仕事の幅が広がるので。僕にはそれらがないので、残念ながら「ゆるいイラスト」一本で勝負しています。
オリジナルグッズを作る
イラストのタッチによってはグッズ化することで魅力が増す場合もあると思います。そして、自分のイラストのタッチだとそれに当てはまるのではないかと考えて作りました。以下がその一例です。

自分が作成販売しているプラットフォームはSUZURIです。これのメリットは、無料で作成販売できるところと無在庫販売することができるところです。デメリットとしては値段が高めです。商品毎に最低額が決まっていて、それに自分の取り分を加算して販売するのですが、その最低額が高いです。そのため、作成者が全くの無名だとなかなか売れることがないのでは、と思っています。自分が欲しいデザインの商品を自分で作って自分で買う人が多いのではないでしょうか。かく言う自分も、自分のグッズを買った人間です。思っていたよりも品質が良かったので、高いだけはあると思います。
もしグッズ化をするなら、あらかじめそれを想定したイラストを描くといいと思います。そうすることで、実際にグッズにする時の手間が省けます。
イラストレーターを名乗る
イラストを仕事にしたいと考えているならば、これはやるべきだと思います。なぜなら、その方が仕事の依頼が来やすくなるのではないかと思うからです。どこの誰かも分からない人物とイラストレーターと名乗っている人物を依頼者の視点で見たとき、後者の方がイラストを仕事にしている人だとすぐに認知することができて信頼感が増すのではないかと考えています。そのため、自分はSNSのプロフィールにイラストレーターと記載しています。
イラストをSNSにほぼ毎日投稿する
これには次の2つの理由があります。
- 自分のイラストをより多く露出させるため
- 自分のポートフォリオとするため
この2つを実践することで依頼者の目に留まりやすくし、プロフィールまで来てもらえたときに他のイラストも見てもらうことを狙っています。
イラストをSNSのタイムラインで見た時に見切れないサイズで投稿する
依頼者にイラスト全体を確実に見てもらうため、このようにしています。
イラストが見切れているとその全体を見るのに1クリックもしくは、1タップする必要があり、個人的にこれがめんどくさいと感じています。自分が興味関心のある人物の投稿であればそのくらい気にならない思うのですが、そうではない人物だとわざわざクリックやタップしてまで見たいと言う気持ちになりません。恐らく依頼者は、何らかのキーワードで検索した結果のタイムラインから、めぼしいイラストを投稿しているイラストレーターを探すのだと思います。あくまで仕事でやっていて、全然興味のない他人の投稿を延々と見続けるのはなかなかの苦行ではと予想し、そんな時でも確実にイラストの全体を見てもらうため、見切れないように投稿しています。
SNSでグッズ宣伝
月に数回、SUZURIで販売しているグッズの宣伝を行っています。SUZURIの公式アカウントがその様な投稿をリツイートしているので、それが狙いです。
未だリツイートされた経験はないのですが、SUZURIと同じようなサービスを提供している2つの会社から、ウチでも出品しませんかと営業のメッセージがありました。そのため、ある程度は効果があるかもしれません。
さいごに
以上の6つが、イラストで初めて売上を出すまでに行ったことです。いずれもこれをやれば間違いないといった方法ではないですが、継続していこうと思っています。
少しでも参考になると感じてもらえたらいいと思います。
プロフィールからTwitterやInstagram、SUZURIへアクセスできるので、よければ覗いてみてください。