イラストレーターのハセガワ(@h_hasegawa8)です。
僕がイラストを描くのによく使っているVectornatorというアプリについて次の観点でご紹介します。
- Vectornatorはどういうアプリなのか
- Vectornatorで何ができるのか
Vectornatorは多機能です。
そのため、2つ目の「Vectornatorで何ができるのか」では、僕が実際によく使う機能やこりゃスゲェ!と思った機能に絞ってご紹介します。
Vectornatorが気になっている方は参考にしていただければともいます。
タップできる目次
Vectornatorの使い方。できることは?iPadで無料版ai?
まずはVectornatorがどういうアプリなのかについてです。
Vectornatorとはベクターグラフィックのデザインに必要な機能を揃えた無料のアプリ
Vectornatorとは、ベクターグラフィックのデザインに必要な機能を揃えた無料のアプリです。
Vectornatorだけで、デザインやイラストレーションなど幅広く作業することができます。
対応しているOSは、iOSやiPadOS、MacOSでApp StoreやVectornatorのホームページからダウンロード・インストールすることができます。
Adobeとの親和性も高く、Adobe Illustrator形式での書き出しやCreative Cloudに連携をすることもできます。
ベクターグラフィックとはなんぞやという状態の方は、いきなりAdobe Illustratorを買うのではなく無料のVectornatorから始めて、ベクターグラフィックの感覚を掴むのもいいと思います。
僕はまさにそのタイプで、結局Vectornatorを使い続けています。
Vectornatorの使い方は?なにができる?
次にVectornatorで何ができるのか、僕がよく使う機能やこりゃスゲェ!と思った機能に絞ってご紹介します。
ベクターでイラストレーションやデザインを描く
1番はやはりベクターでイラストやデザインを作ることができるでしょうか。
僕はイラストメインですが、Vectornatorを使っていろいろ描いています。
ギャラリーはこちら。
ペンツールやシェイプツールを使うことで、ロゴなどのデザインやイラストをベクターデータで描くことができますね。
ジェスチャーコントロールを使って一度描いたノードの調整も簡単に行うことができます。
オートトレース機能を使えば、何時間もかけて手でなぞった画像もボタン一つで簡単にトレースできます。
テキストをノイズやネオン加工することもできます。
テキストツールを使うことで、デザインデータやイラストにテキストを加えることもできます。
オブジェクトのマスクも様々なパターンに対応していますね。
ブラシのストロークをもやもやした煙や霧のようにすることもできます。
ギンガムチェックのパターンンも作れます。
イラストを水彩画風に加工することもできます。
PDFの編集
有料ソフトを使うほどではない、だけどたまーにPDFの編集をしたくなる時があります。
そのときにこの機能は便利です。
VectornatorではPDFのインポート・エクスポートに対応しています。
テキストの書き換え、画像の変更、回転など簡単な編集はもちろん、ブラシツールでアナログのようなサインも可能です。
地味に重宝する機能です。
フリーのアイコンや写真の素材が豊富
こりゃスゲェ!と思った機能です。
Vectornatorは、次のプラットフォームで提供されているフリー素材が標準でインポートされています。
名前 | 内容 |
---|---|
SF Symbols | Appleが提供している3,200を超えるアイコンのライブラリ |
Iconator | 8万を超えるアイコンのライブラリ |
Unsplash | ストックフォトのサービス |
詳しい使い方はこちらで紹介しているので見ていただきたいのですが、これらが標準でインポートされているのはすごいと思いました。
ただイマイチ使いこなせていません。もったいないです。
まとめ
Vectornatorがどういうアプリなのか、何ができるのか少しでも伝わりましたでしょうか。
本当に多機能なので、僕もまだまだ使いこなせていないと思います。
なのでここで紹介した機能はほんの一部です。
Vectornatorは、iPhone、iPad、Macで無料ダウンロード、インストールできるので、とりあえず試しに使ってみてください。